子育てまごまご日記 (その14)

我が孫も今日で1才+3カ月となる。歩くスピードが速くなった。少し不安定なところがあり、まだ走ることはできない。

大人の言葉を少し理解できるようになった。例えば、「クック履いてお散歩行くよ」と声かけをすると、玄関まで行って自分の靴を持って履かせろという仕草をする。

 

自己主張を具体的にすることができるようになった。何かを取って欲しい時、「指さし」して必死の形相で、意味不明の言葉を叫びながら自分の気持ちを伝えようとする。

昨日は、母乳が欲しくなったのか、娘にバスタオルを渡して何かを訴えかけるような仕草。リビングで母乳をバスタオルで隠して与えていることを覚えていて、自分で探して持っていっていった。断乳をしたいと思っている娘は、苦笑い。仕方がないな、という表情で母乳をあげていた。前歯が目立つ位に生えているので、断乳をしなければいけないと思っているのだが、いかんせん孫はいまだに母乳を欲しがる。

 

その辺りについて調べてみると、日本は共働きや保育園に預けるという事情がからんでいるためだと思われるが、世界的に見ると断乳が早めである。実際にWHO(世界保健機構)ガイドラインは、2歳児になるまでは母乳を与えるように指導している。厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」(2007年改訂)でも「いつまで」とは明記しておらず、赤ちゃんに合わせるようにとしている。

 

それはともかく、先日はジジ、ババの2人で朝から夕方まで孫の面倒を見た。娘が友人の結婚式に出席するというので、朝からドレスでお出かけをしてしまったのである。ママと離れる時に泣くかな、と思ったのだが、それはなく、バイバイをすることができ、スムースにタッチ交代できた。

    次はいかに過ごすかが問題である。1日家の中では、もつはずがない。動物園に行こう、ということで車に乳母車を積み込んで出発した。

 

   初夏の太陽が照りつける日曜日。孫にとっては初めての動物園。ジジ、ババにとっても、久しぶり。開門前から大勢の親子づれで賑わっていた。デートを楽しむカップルの姿も散見される。園側のはからいで、開門が10分早まって920分となった。孫をババがダッコバンドで抱え、私は乳母車を押して、出発進行。

  坂道が結構続く。乳母車を押すふりをして、実はつえ代わりに利用している。炎天下の道を歩くのは、大変だと今さらながら自覚する。モルモット、うさぎといった小動物は余りよく分からないらしい。チンパンジーのところに辿り着いた頃には、孫は1回目のお昼寝タイム。その間に、ゾウがいるところまで移動して、しばしの休憩。

 

目覚めた後、大きなゾウを見て喜んでいた。あの位大きいと分かるのだろう。次はキリンの所に行く。ちょうどエサの時間に出くわした。フェンスの近くでエサが与えられるため、それを目当てにキリン達がやって来る。そのため、よく分かる。

 

キリン見学を終えて時計を見ると11時半。午後のお昼寝もあるので、この辺りで切り上げよう、ということになり帰路に着く。わずか数時間のお出かけであったが、体力が落ちていることを実感してしまった。