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子育てまごまご日記 (その11)

 

我が孫も今日で1才となる。長い様であっという間の1年であった。忘れもしない、1年前の222日、1133分に家族の仲間入りをした。すべてぞろ目なので思わず笑ってしまったが、それ以来、ジジババが関わってきた。それなりに楽しく、それなりに大変な1年であった。ただ、私が「大変」と言うと、娘から何か言われそうだ。一番大変な思いをしているのは、当のご本人だからだ。

 

夜泣きは、まだ毎日のようにする。よたよたと不安定ながら歩くことができるようになった。ハイハイとあんよを組み合わせながら、目的の所まで移動しようとする。割合としては、5対5くらいの感覚である。ただ、一度歩き始めると、走り始めるまでが早いので、この割合は日々急激に変わると思う。

生まれたての頃は、これで本当に1年後は歩き出すのだろうか、と思う位の存在であったのが、不思議とそうなってしまうのには感心する。

 

行動範囲が少し広くなったため、われわれの守備範囲も広げざるを得ない。おもちゃ以外のモノがおもちゃになるため、気が抜けない。引き出しを開けて、中身をすべて出すのは、お手のもの。ゴミ箱あさりも得意である。最近では、テーブルの上のものを摑んで床に落とすという芸を身に付けた。気になるモノがあると、それを取ろうとする。中には危ないモノ、例えばハサミであったりボールペンであったりする。前は、何かに気をそらせて誤魔化しができたが、最近は執着心が出てきて、しばらく覚えているようになった。

 

言葉は片言を話すようになった。「マン」「バー」など擬音を発するが、まだ明確な単語にはなっていない。モノを持って、それをあげる仕草をするので、「有り難う」と言ってもらってあげると、嬉しそうにする。そして、それを「あげるね」と言って渡すと、受け取ることができる。それを何回か同じことを繰り返したりして遊んであげる。

先日は、『寝ない子だれだ』の絵本をたまたま摑んだので、読んであげた。普通に読んだのでは面白くないので、表情を少しオーバーにして「いえいえ夜中はオバケの時間、寝ない子……」と声色を変えて言った途端に泣き出してしまい、娘に叱られしまった。

 

食事はスプーンで口まで運んでもらって食べている。バナナなど手に持たせて食べさせることもあるが、食い散らかしてしまったり、床の上に投げてしまったりする。テーブルに赤ちゃん用の椅子を固定して、それに座らせる。落ちると危ないので、ベルトで固定をしているのだが、テーブルの上に気になるモノがあると、それを取ろうとしてそこから脱出を試みることがある。危ないこと、この上ない。

 

「子供は音声で話すだけでなく、それにおとらず活発な身振りででも話をする」これはルソーの『エミール』の中の1節である。食事の時にも全身で感情を表現するので、テーブルがよく揺れる。そのためお椀が揺れて、中の味噌汁が飛び出してしまったことがある。最近はよく揺らすので、それが慣れっこになってしまい、先日は地震が実際に起きていたのに、誰もがしばらくは、孫が揺すっていると思っていた位である。

 

ところで、今日は1歳の誕生日ということでパパ、ママ、ジジ、ババでお祝をすることになっている。昨日は寝かしつけた後、娘が今日の「誕生会」で使うデコレーションの絵を描いていた。準備万端整った。後はワシが家族の寿司代を支払えば終わりである。